Interview
インタビュー

INTERVIEW 03
株式会社サカタ製作所
株式会社サカタ製作所は、新潟県長岡市に本社を置く、金属屋根部品の製造・販売を基軸に、ソーラーパネル取付金具など建築金物事業を展開している企業です。
高い技術力でニッチトップのシェアを誇りつつ、働き方改革先進企業としても知られ、革新的な経営で成長を続けています。
企業インタビュー

現在の外国人材採用状況と実際に採用されたきっかけを教えて下さい。

現在は技術・人文知識・国際業務の在留資格でベトナム国籍の5名の方が在籍しています。
採用のきっかけは当社では以前から人材不足、特に理系技術者の採用が大きな課題でした。新卒・中途ともに採用活動を続けてきましたが、大手企業に志望が集中し、地方の中小企業ではなかなか応募につながらない状況が続いていました。
将来を見据えて外国人材の採用も検討し始めた頃、長岡市から外国人向けインターンシップの案内をいただきました。ちょうどその時期、社内では海外展開を視野に入れ、ベトナム・ハノイでの市場調査を進めていたこともあり、タイミングとして非常に合っていました。
その流れでベトナム国籍の学生をインターンとして受け入れることになりました。実際に参加した学生の中には、当社で働きたいという意欲を示してくれる方もおり、条件やタイミングを調整しながら、最終的に外国人材の採用へとつなげることができました。

外国人材の採用時に重要視したポイントや工夫はありますか。

海外の方との面接はオンラインになるため、言語の違いから難しさを感じる場面もありました。それでも、外国人だからといって特別扱いをするのではなく、日本人採用と同じ視点・同じ質問内容で面接や選考を行うことを大切にしてきました。
面接では日本語能力だけで判断するのではなく、技術者としての専門性や将来性、これまで培ってきたスキル、人柄や性格といった点にも注目しながら選考を進めました。
また、面接を重ねる中で、本人が安心して日本で働き始められる環境づくりも重要だと感じ、現地にいらっしゃるご両親にも面談に参加していただきました。ご家族の不安を少しでも和らげ、日本での生活や就労について理解を深めてもらうことで、安心して来日してもらえるよう配慮しました。

外国人材が入社して社内にどのような変化がありましたか?

外国人を迎えたことで劇的な変化があったわけではありませんが、社員一人ひとりが「自分たちもきちんとしなければ」という意識を自然と持つようになったと感じています。良い意味での緊張感や刺激が生まれ、社内の雰囲気にも少しずつ前向きな変化が出てきました。
また、ベトナムの学生は日本で働く意欲が非常に高く、学ぶ姿勢も真剣です。そのため、結果としてレベルの高い人材を確保できる点は会社としても大きなメリットだと実感しています。

外国人材と仕事をする中で、社内で取り組んでいることはありますか。

採用がコロナ禍だったこともあり、採用から入国までに1年以上の期間が空いていました。そのため来日前は日本語学習を重視し、オンラインでの日本語レッスンを会社として依頼し、サポートしていました。入国後も外国人向けの日本語学習コースや、長岡市が実施している日本語教室に通ってもらうなど、継続して学べる環境を整えています。
また、当社は通勤に車が必須となる立地のため、入社前に会社負担で運転免許を取得してもらっています。最初はベトナムで免許を取得し、日本で切り替える方法を取っていましたが、実技試験の難しさから負担が大きく、途中から日本での合宿免許に切り替えました。ベトナム語対応が可能な教習所を選んだことで、よりスムーズに取得できるようになりました。
こうしたサポート体制は毎年見直しを行い、状況に合わせてブラッシュアップしながら、現在の形に整えてきました。

外国人材を採用して学んだことはなんですか。

外国人材を採用したことで、得るものは非常に大きいと感じています。
学歴や専門性の高い人材が加わったことで、これまで取り組めなかったレベルの仕事にも挑戦できるようになりました。

外国人材に期待していることはなんですか。

彼らは真面目で意欲も高く、会社として大きな期待を寄せています。
外国人だからと遠慮せず、将来的には会社を支える中核人材として活躍してほしいと考えています。
将来、母国に帰る可能性があることも理解していますが、日本にいる間はもちろん、将来ベトナムに戻った後も当社と関わり続けられるような、長期的な関係を築いていきたいと考えています。

これから外国人の採用を予定している企業へメッセージ

彼らは思いやりや勤勉さといった日本の良さを大切にしており、入社後も勉強することが日常として自然に身についています。
そうした姿勢に私たち自身も刺激を受け、お互いに成長できる良い関係が築けていると感じています。
外国人の採用を検討されている方は迷わずすぐに一歩を踏み出してみてほしいと思います。実際に取り組んでみると、思っているほど難しくなく、多くの学びがあります。


作業をするヴオンダン バオさん
外国人材インタビュー

日本へ来たきっかけはなんですか。

大学4年生の時に日本で働く先輩の話をよく聞くようになり、日本で働きたいという思いが強くなり、本格的に日本語の勉強を始めました。
その後、株式会社サカタ製作所でインターンシップをしていた大学の友人から紹介を受けて面接を受け、仕事内容や職場環境、待遇について話を聞く中で同社で働きたいという気持ちが強くなりました。
また日本では仕事だけでなく、生活そのものも経験してみたいと思ったことが、来日の決め手です。

就職活動をしていた時の体験談等を教えて下さい。

面接では、大学で取り組んできたプロジェクトを自己PRとして紹介しましたが、当時は日本語がほとんど話せず、英語で説明しながら通訳にもサポートしてもらう形で進めました。自分の伝えたい内容がどこまで正確に伝わっているのか分からず、その点が一番大変でした。

入社してみて思ったことを教えて下さい。

入社当初は、言語の面で仕事がきちんとできるか不安がありました。
しかし、周囲の方々が丁寧に教えてくれ、仕事だけでなく生活面についても気にかけて声をかけてもらいました。
そのおかげで、教科書では学ばないような実際の日本語も、少しずつ使えるようになりました。

日本の企業で働いて感じること/母国との働き方の違い等を教えて下さい。

日本では、仕事に対する責任感や正確さがとても重視されており、チーム全体で改善しようとする姿勢が強いと感じます。
一方、母国ベトナムではスピードや柔軟性を重視する傾向があり、働き方に違いを感じました。

長岡で働いてよかったこと、もしくは日本で働いてよかったことはなんですか。

安心・安全で清潔な環境の中で生活できることです。
街や空気がとてもきれいで、人々がルールを守り、周囲に配慮して行動している点が印象的です。

休みの日は何をして過ごしますか。

日本に来たばかりの頃は、ベトナム人のコミュニティの方に声をかけていただき、新潟県の観光スポット等にも連れて行ってもらいました。
今はフットサルやサッカーをよくしており、テニスにも毎週参加しています。
そうした活動を通じて、少しずつ交流の輪を広げています。

日本人の社員さんとのコミュニケーションは取れていますか。

会社のイベントや日々の活動を通じて、社員の皆さんと自然にたくさんコミュニケーションが取れています。登山やスポーツイベントにも一緒に参加していますし、近所で伝統的なお祭りがあるときは、お手伝いとして参加させてもらうこともあります。
社内ではサークル活動として野菜作りも行っていて、社員の方々と一緒に畑で育てた野菜を使って自炊することもあります。こうした活動のおかげで、仕事以外の場面でも交流が生まれ、日本でもとても楽しく生活できています。

将来的な目標はなんですか。

金型技術をこれからも学び続け、少しずつ経験を積みながら、一人前のエンジニアになることを目標にしています。
また、仕事で使う日本語の専門用語もしっかり身につけていきたいです。
最近は中国語の勉強も始めており、将来的には簡単な会話ができるようになることを目指しています。

長岡に来て1番の思い出と長岡の良いところを教えてください。

一番印象に残っているのは、たくさんの雪を初めて見たことです。ベトナムでは雪が降らないので、とても新鮮で、どこか神聖な感じもしました。
また、春には桜を見ることができ、とてもきれいだったのも思い出です。
長岡のよいところは自然が豊かで、食べ物も美味しく、特にお米の美味しさには驚きました。
人々も穏やかで親切なため、とても暮らしやすいと感じています。

日本で就職を検討している外国人の方へメッセージをお願いします。

日本でも外国人材の受け入れは今後さらに進んでいくと思います。
日本では意欲や能力のある人材は積極的に採用される流れになっていると感じます。
こうした取り組みを通じて、日本で働きたいと考える外国人が増え、長岡市でサポートを受けながら、働きやすい良い会社で活躍してほしいと思います。
株式会社サカタ製作所
【本所所在地】
新潟県長岡市与板町本与板45番地
【設 立】
1973年(昭和48年)1月24日
【代表者】
代表取締役社長 坂田 匠
長岡市外国人材受入
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